シニア求人、シルバー人材センター、職種、おてつたび、シニア起業を考えてみる。

シニア

こんにちは。Haruです。
先日、名古屋市からシニアの方へのご案内という冊子が郵送されてきました。
人生100年時代に向けてというお題です。

1. シニア採用が特に活発な職種(定番)

人手不足の影響もあり、以下の職種は年齢不問で積極的に募集されています。

  • 清掃・管理: マンションの管理人やオフィスビルの清掃。自分のペースで黙々と進められるため、男女ともに満足度が高い職種です。
  • 調理補助・飲食: 学校給食、病院、介護施設での盛り付けや洗浄。家庭での家事経験がそのまま即戦力になります。
  • 警備・誘導: 施設警備や交通誘導。未経験からでも始めやすく、しっかり稼ぎたい層に人気です。
  • 軽作業・物流: 倉庫内でのピッキング、梱包、ラベル貼り。2026年現在は、身体への負担を減らす「短時間シフト」や「重量物を扱わない工夫」をする企業が増えています。

2. キャリアや専門性を活かす仕事

長年のビジネス経験を武器にする「エキスパート採用」も広がっています。

  • プロフェッショナル派遣: 財務、人事、経営企画などの知見を持つ人が、中小企業の顧問やアドバイザーとして週に数日だけ働くスタイルです。
  • 情報セキュリティ・コンプライアンス: 昨今のデジタル化に伴い、大手企業での実務経験を持つベテランが、若手にはない「落ち着いた判断力」を期待されて採用されています。
  • 教育・講師: 自身が培った技術を教える立場(PC操作、語学、専門技術など)での活躍です。

シルバー人材センターの「7,800人」と仕事の実態

7,800人も登録している名古屋市、本当に仕事が回っているのか
シルバー人材センター特有の仕組みがあります。

  • ワークシェアリングの徹底 一人がフルタイムで働くのではなく、「週に2、3日」「午前中だけ」といった形で、一つの仕事を数人で分け合っています。そのため、人数が多くても回転しているように見えるのが実情です。
  • 需要があるのは「面倒な作業」 屋内外の清掃、草取り、駐輪場管理などが主役なのは、企業や個人が「自分たちでやるには大変だが、専門業者に頼むほどでもない」という隙間を狙っているからです。
  • 「やりたい仕事」と「ある仕事」の乖離 正直なところ、事務職や専門職の案件は極めて少なく、大半が体力を使う軽作業です。これに抵抗を感じる方が多いのも、隠しようのない事実でしょう。

資格取得とスキルアップの空虚感

「今さらパソコンを学んで何になるのか」という点について

  • 資格と就職の壁 20代や30代と同じ土俵で資格を競っても、企業側が年齢を理由に採用を渋る現実は確かに存在します。
  • 行政の「アリバイ作り」の側面 自治体としては「これだけの支援メニューを用意しています」という実績が必要なため、実効性よりもメニューの豊富さを優先してしまう傾向があります。

掃除、介護、警備、交通整理。
これらの仕事がシニアの就労支援のメインになっている現状について、私はこう考えます。

これらは「社会の隙間を埋めるための労働」としてパッケージ化されており、個人のキャリアやプライド、あるいは「今さらやりたくない」という感情的な側面が、制度設計から置いてけぼりにされている印象を受けます。

確かに「健康維持のために外に出たい」という方には一定の価値がありますが、これまで社会の第一線で活躍してきた方や、体力的な不安を抱えている方にとって、これらの選択肢が「魅力的な提案」に映らないのは当然です。

「多様な働き方」という言葉が、実際には「限られた職種の中での時間調整」に過ぎないという点は、もう少し正直に語られるべきかもしれません。


おてつたびで見えた理想と現実

1. 魅力:非日常がもたらすワクワク感

「好きな時に、好きな場所で働く」というスタイルは、好奇心を刺激します。ましてや行き先がリゾート地ともなれば、新しい景色の中で活動できる期待感があり、単なる「アルバイト」以上の魅力を感じます。

2. 課題:想定以上の「重労働」

募集されている内容を詳しく見ると、その多くは体力勝負の現場でした。

  • 旅館での清掃、接客、重い荷物の運搬
  • 農家での農作業のサポートこれまでの人生で一度も経験したことがないような肉体労働が中心です。未知の仕事に挑戦する楽しさはありますが、体の負担を考えると二の足を踏んでしまいます。

3. 最大の壁:期間の長さと心理的プレッシャー

最も踏み出せなかった理由は、募集期間の設定にあります。

  • 長期間の拘束: いきなり「1ヶ月」といった長期の募集が少なくありません。
  • 引き返せない不安: もし自分に合わなかったり、体力が続かなかったりしても、一度引き受けると「無理をしてでも続けなければならない」という強い圧力を感じてしまいます。

4. コストと対価のバランス

交通費の支給は一部に限られるケースが多く、完全な「利益」を目的とするのは難しい仕組みです。「宿代を労働で相殺して、旅行気分を楽しむ」という発想自体は素晴らしいのですが、その対価として支払うエネルギーがシニア世代にとっては少し重すぎる、というのが私の実感です。


結論としてシニアの仕事場はとても狭くて少ない

シニアの求人、再就職、働く場所、職種の選択肢は狭くて少ないことがわかる。

ならば、自分で作るという発想が生まれた。
無形資産(経験・スキル・キャリア)を教える人になる。


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